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研修医時代に出産。キャリアはどうする?

女性が医師として働くのは大変

女性医師が少ないのには医師になるのが大変なこと以外にも女性がキャリアを積むのが難しいという背景があります。医師になるには大学に6年通い、さらに国家試験に合格して研修医を経ることが必要です。

これだけの経験を積んで医師として働き出して軌道に乗り仕事が楽しくなる頃にはあっという間に30代に突入してしまいます。30代になってくるとある程度医療現場でもキャリアを積んだことで責任ある仕事を任せられてしまうようになってしまい、そうなると仕事を離れることに躊躇が生まれてしまうものです。

女性は結婚をすると夫婦で家事を分担してもどうしても女性の負担が大きくなりがちです。そうなると、夜勤があったり仕事がハードであったりする女性には医師を続けながら家庭を支えることが難しくなってきます。

また、妊娠をすると体調が悪く仕事が続けられないことや出産休暇や育児休暇を取得すると一定期間医療現場から離れてしまうことになります。そうすると育児休暇あけに自分の仕事がなくなっていることやキャリアを積み直さなければならないことがあるのです。

研修医時代に結婚や出産をする選択

女性でも、医師として働くならば少しでも多くの症例を経験して医師としてのキャリアを積みたいものです。

仕事もプライベートも充実させたいと思うのはだれでも当然のことですし、権利として与えられていることでもあります。しかしながら、理想論であり、仕事を始めてしまうと仕事によってプライベートが制限されてしまうことがあります。

そこで、社会人として医療現場で働き始める前に出産をして医療現場での経験を積みやすくするということも一つの考え方です。もちろん、医学部時代や研修医時代に結婚や出産をすると同期よりも遅れてしまいますし経験値を積めないという問題があります。ですが、だれもが一度は育児休暇を取ることもあり、いつかは横並びになるということを信じて地道にキャリアを積むしかありません。

また患者を扱う現場職では無く、裏方の医療研究や分析業務に携わる女性も復職の一つの候補として増えてきています。

参考サイト🚺Chall-edge リクルーティングサイト【研究職の転職】

とはいえ、このように学生時代や研修医時代に結婚や出産をするためにはしっかりとバックアップしてくれる体制も必要ですし、社会の理解も必要です。やはり医学部卒業前や研修医修了前に結婚や出産をすることは半人前なのに、とネガティブに捉えられてしまうこともあります。

そのような時には長期的視点で見て意味があることを伝えることが重要です。また、院内保育がある病院に勤務をしたり、家族のバックアップや病棟の理解を得たりということもきちんとすることが必要ですし、熱心に医療に接して自分が本気だということを伝えることも重要です。

きちんと医療に向きっている姿勢を見れば、自分がキャリアを積もうとしていることを認めてもらえ周囲も協力してくれる体制を作ることができます。